がん治療（自費診療）

当院の診療には、公的医療保険が適用される「保険診療」と、患者様の費用全額自己負担となる「自費診療（自由診療）」があります。自費診療とは、健康保険の適用範囲外で行われる、高度な治療法、最新の医療技術、または美容・予防などを目的とした医療サービスを指します

人間の体には、がん細胞を排除するための自然な仕組みが備わっています。健康な人でも、毎日2,000〜3,000個のがん細胞が生成されるとされていますが、これらのがん細胞は免疫細胞によってすべて排除されています。しかし、まれにがん細胞が免疫細胞に認識されず、成長を続けることがあります。

6種複合免疫療法は、患者様の血液から抽出した6種類の免疫細胞を増殖・活性化させ、がんを積極的に攻撃するように指示を与えて体内に戻す治療法です。このアプローチにより、免疫の状態を改善し、がんと戦いやすい環境を整えることで、がんの発生や増殖を防ぎ、既存のがんを縮小または消失させることを目指します。

この療法では、免疫細胞にがんを攻撃するための情報（ペプチド）を提供することで、一部の血液がんを除くほぼすべてのがん種に対して攻撃が可能です。胃がん、膵臓がん、肺がん、乳がんなどの一般的ながんはもちろん、骨肉腫や脳腫瘍など治療が難しいとされるがん、さらには耳下腺がんなどの希少がんに対しても治療実績があります。